会うだけで笑顔になる、バレエと元気の伝道師。

伊藤美穂さん(大府シティバレエ 有穂バレエスタジオ代表)
会うだけで笑顔になる、バレエと元気の伝道師。

スッとした佇まいの中に覗かせる、クシャッとした笑顔―。
格式高いイメージのバレエ講師でありながら、「みんなを元気にしたい」とパワフルに語る伊藤美穂さん(以下、美穂さん)。
そのオリジナリティ、カリスマ性…類まれなる魅力をクローズアップします。

(プロフィール) 
伊藤美穂(いとう みほ)
大府市若草町出身。1962年生まれ。1980年知多市でバレエスタジオを設立。その後、1991年大府に移転。身体の使い方を理解できるわかりやすい指導で、多くの生徒に支持される。また、近年は独自の「骨盤エクササイズ」も好評。三姉妹の母であり、お孫さんも2人。

今も現役!クラシックからコンテンポラリーまで。

大府保育園裏の住宅街、ピンクの外観が特徴的な「有穂バレエスタジオ」。中に入るとガラス張りの練習スペースにレッスンバー。「結構広いでしょ(笑)」とイタズラっ子のように笑う美穂さんの元へは、幅広い年齢層の生徒さんが通います。
3歳からクラシックバレエを始めた美穂さんは、38歳の時に香港の振付家ユーリ・ン氏に認められ、愛知県芸術劇場の舞台に主演。自由表現でも才能を開花させます。「バレエと違って型がなく、表現することがおもしろいです」。柔軟性や発想力際立つ美穂さんだから飛び込めた新たな世界。もちろん、スタジオでは生徒さんと今もクラシックバレエを踊ります。

今も現役!クラシックからコンテンポラリーまで。

魅せる動きで観客の想像力を掻き立てるコンテンポラリー。海外の振付師や共演者と一流の舞台に立つことで、表現者としての美穂さんの経験値も上がります。

「骨盤エクササイズ」誕生のきっかけは?

「スタジオは“まちのバレエ教室”。子ども達にとって自分の居場所になれば」。トランポリンを使った身体づくりを取り入れたり、大人の生徒さんからもプライベートな相談を受けたり。バレエ講師という枠を超え、絶大な信頼を得ている美穂さん。
そんな中で転機となったのは3年前。舞台で腰を傷めた時でした。
リハビリ中にその技術に注目すると、先生に筋肉の動かし方などを聞き込み、足腰の重要性を再認識。我流の骨盤エクササイズが完成します。「自分がよくなったように、他の人も元気に」という想いと、「身体の使い方を知りたい!」という好奇心。さらにそれを自分流に落とし込む経験値。まさに美穂さんにしかできない技法です。

「骨盤エクササイズ」誕生のきっかけは?

健康体操やエクササイズも多種多様な昨今。中でも美穂さんの「骨盤エクササイズ」は、タオルを使ったり、仰向けに寝転んだりしながら、“楽しく楽に元気になれる”と大人気です。

“健康”で、世の中を変えられれば。

バレエの要素を取り入れて、お腹やお尻を効率的に刺激する「骨盤エクササイズ」は、肩こりやダイエット目的の女性から足腰が弱い高齢者まで、美穂さんの人柄と話術でリピーター続出。
「OBUエニスポ」をかわきりに、バレエスタジオや商工会議所主催の「ふれあいゼミナール」、スポーツクラブや公民館、小中学校でも開催されています。
「歳を取っても元気に歩けるように」その熱い想いとアイデア湧き出る情熱は今後、アローブや「健康都市おおぶ」を宣言する大府でさらに燃え上がりそうです。
みんなを元気にする唯一無二のパワー。「でも本当は人見知り。バレエのおかげで人と接する幅が広がりました」そんな美穂さんからは、とびきりの笑顔が軽やかに舞い踊っていました。

旅するようにカフェを営む、自然体なふたり。
シミュレーターに、モノづくりの技を込めて。