旅するようにカフェを営む、自然体なふたり。

吉川英明さん 里英さん(cafe kaya (カフェ カヤ))
旅するようにカフェを営む、自然体なふたり。

黄色い看板が目印のお店に入ると、木のぬくもりと笑顔のオーナーにほっこり。さらに、丁寧に作られたオーガニックな料理に身も心も満たされる「cafe kaya(カフェ カヤ)」。そんなお店のルーツを、オーナーの吉川ご夫婦に伺いました。

(プロフィール) 
吉川 英明(よしかわ ひであき)、吉川 里英(よしかわ りえ)
英明さん(大府市明成町出身、1979年生まれ)、里英さん(大府市横根町出身、1973年生まれ)。二人の出会いは2004年。大府の人気イタリアン「LAMBRETTA(ランブレッタ)」のご主人がキューピッドとなって、知人の結婚式二次会で出会い、翌年には結婚。その後、様々な出会いと経験を経て、2008年、大府市共和町に「cafe kaya」をオープン。お子さんは心(こころ)ちゃん(6才)と歩見(あみ)ちゃん(9ヶ月)。

インドの旅で、気づいたこととは…?

食べるとじわじわパワーが湧いてくるKayaのごはん。「マクロビオティックを取り入れたメニュー中心ですが、何よりおいしく楽しく」。とご夫婦は口を揃えます。
結婚当初「いつか一緒に仕事したいね」と話していたお二人の転機は、インドへの旅。1ヶ月のヨガ修行後、訪れたヒッピーのまち・ゴア。そこで日本人女性が営む「KAYA」というお店に出会います。
スパイシーな料理に辟易し、特に長旅で胃を痛めていた里英さんは、懐かしくも沁みわたる日本家庭料理に感激。「こんなお店いいな、食べることって本当に大事だなって」と実感たっぷりの里英さん。「インドで気が付きました。やっぱり僕たち食いしん坊なんだって!」と横で笑う英明さん。Kayaの原点がここにありました。

インドの旅で、気づいたこととは…?

まるで海の家のようなインドの「KAYA」。そのすべてに惚れ込んだご夫婦は「カヤ日本店、作っていい?」と冗談半分でオーナーにお願いして快諾。それが現実となりました!

宮崎での出会いを経て、カフェ作りへ。

インドでの日々の中で、ご夫婦が最後にピンと来たのが、手からのエネルギーを使う日本発祥の伝統療法「レイキ」。海外では認知度の高い癒し療法です。
そこで紹介された宮崎のマクロビオティックレストラン「天空カフェ ジール」に住み込みで働きながら、オーストラリア人・ジェフからレイキを学んだお二人。
「ごはん作りも手を使いますから、今の店にも活かされています。ジールでの日々もまた、僕たちには大きな出会い。有機農法やマクロビ料理を学び、カフェでの様々なイベントも刺激的でした」。
「夫婦で仕事を」という夢がインドの「KAYA」で方向付けられ、宮崎の「ジール」でノウハウを習得。いよいよ自分たちのお店へと膨らんでいきます。

宮崎での出会いを経て、カフェ作りへ。

写真は人気ランチ「ヘルシープレート」。素材の滋味あふれる野菜スープに、シャキッとみずみずしいサラダ。さっくり温かい揚げ物。作り手が料理にきちんと向き合ったおいしいごはんです。

“流れのままに”、自分たちのお店づくりを。

大府に戻ると、めぐり合わせのように現店舗に遭遇。里英さんのお父様がすぐに図面を引き、知人総動員でお店作りが始まります。
床下には備長炭を敷き、壁を塗り、長女誕生を機に100冊絵本を買って棚も設置。オーガニック食材や雑貨の販売、里英さんによるマッサージなど心地よい空間は今も改良中です。
「食べること中心ですが、それだけじゃない。でも 、流れのままにですよ」お店でのライブもそのひとつ。ご夫婦の人柄が、様々な人を呼び寄せるのです。
実は、お二人の夢は世界一周。「僕たちにとって、旅は人との出会い。今はここにいれば色々な人たちに出会えて、旅行しているようなものなんです」。
小さな二人の看板娘と共に唯一無二のカフェを営む吉川夫妻は、今も旅の途中なのです。

その勢いはロケットの如く!鋼管ストーブに込めた夢。
会うだけで笑顔になる、バレエと元気の伝道師。