一人ひとりにピントを合わせた、楽しいメガネを。

中村 響さん(GLASS JOY 02(グラスジョイオオブ))
一人ひとりにピントを合わせた、楽しいメガネを。

「カフェ?それとも雑貨屋さん?」ソファも置かれたくつろぎの店内には、グッドデザインのフレームがズラリ。「GLASS JOY 02」は大府でも珍しいメガネ専門店。そのオーナー中村響さんが語る、目からウロコのメガネの可能性とは…。

(プロフィール) 
中村 響(なかむら ひびき) 
東京都渋谷区生まれ大府市柊山町育ち。1977年生まれ。中京大学経済学部卒業後、ホテルフロントマンを経てキクチ眼鏡専門学校入学。卒業後はレンズメーカー「東海光学株式会社」へ入社。2013年大府で「GLASS JOY 02」開店。全国で500名強のみという業界最高峰の認定眼鏡士SSS取得。

「いい目=視力がいい目」ではないんです。

スラリとした長身と柔らかな語り口が印象的な中村さんが提案するのは、リラックスした空間での楽しいメガネ選び。さらに、特長である“丁寧な検査”も支持される秘密。一般的な視力検査に加えて「ピントを合わせる力」や「目のズレやそれを補う力」、「眼球を動かす筋肉」など様々な検査によって最適なメガネを作ります。
「 “いい目”って奥深い。視力は目の機能の一部なので、そこだけにこだわると目が疲れたり、ボヤけたり。総合的に見ることが大切です」量販店で簡単にメガネが作れる時代だからこそ、メガネがもたらす本当の快適さを感じてほしい。そんな想いに至るまでの経緯は、中村さんが実直にたどってきた道筋にありました。

「いい目=視力がいい目」ではないんです。

「目に必要なのは、様々な機能のチームプレー。野球に例えると視力は打力。投手力や守備力も考慮しないと」耳慣れない検査もわかりやすく説明してくれます。

レンズメーカーから、メガネ店オープンへ。

ビジネスホテル勤務時代、手に職をつけて独立をと模索中に出会った「キクチ眼鏡専門学校」。目の不快感もメガネで変わるんだ!そんな発見が意欲をかき立て、2年間みっちり基礎を学びます。
さらに卒業後の進路に選んだのは、メガネ店ではなく、なんとメガネレンズメーカー。店舗への営業、レンズの開発と多角的に携わる中、ここでの発見もまた、お店作りの要因に。
営業担当店での検査のお手伝いでお客様から言われた「こんな丁寧な検査は初めて」という感謝の言葉。「しっかり検査してメガネを作ることが、潜在的に求められているのでは?」そんな確信と共に、徹底的にお客様に寄り添ったお店を作ってみたいという想いに駆られます。
そして満を持して柊山町で開業。店名には「JOY=楽しむ」「02=大府」の文字も入れました。

レンズメーカーから、メガネ店オープンへ。

自身のことや専門的かつタイムリーな内容をわかりやすく書いたチラシは、お客様と中村さんをつなぐ重要ツール。このチラシを見て初来店される方もいるなど、効果は絶大です。

「GLASS JOY 02」に込められた、情熱。

「単にメガネを売るだけでなく、買う時も楽しく、買った後も快適に」そんな情熱を具現化したのが、定期発行のチラシ。目の健康のことや、日々感じることを中村さん自身の言葉で伝えることで、お客様と想いを共有。メガネを末永く掛けてほしいという熱意が伝わり、多くの共感を得ています。
そしてまた「30代になり、大府に育ててもらったなと実感。今度は自分が地域の役に立つ側に」そんな気持ちで地域活動や地元商店主の集まり「えみのわ」にも熱が入ります。
お客様がお店に入ってくると「この方の悩みに対して何ができるかな?」と思い巡らす中村さん。その豊富な知識と熱量で、今後も一人ひとりにピントを合わせ、見える景色を楽しくするのです。

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